中高年ライダーが起こす事故

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Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 24-01-2016

昔はバイクに良く乗っていたけれど、家庭を持ってからはバイクや趣味にお金をかけることができなくなってしまい、なんとなく手放してしまった…という人は少なくありません。
まず、バイクの維持にはお金がとてもかかりますので、そのお金を払い続けることができなくて、バイクに乗ることを辞めてしまったという人がたくさんいます。
確かに、バイクに乗るとなればそれなりにお金がかかりますよね。
言ってみれば、バイク自体のお値段が高いのでそれは仕方がないかもしれません。
家庭があると、1人で乗るバイクよりも家族全員で乗ることができるマイカーの方が便利なので、そっちを…という人も少なくないでしょう。
そして、マイカーを持っているとバイクに乗る必要がなくなるため、自然とバイクを手放すという人が多くなるわけです。
確かに、こういった事情はなんとなくわかりますよね。
そして、子供が大きくなってからバイクを買い直し、改めてバイクにのるという人のことを「リターンライダー」と呼んでいます。
この「リターンライダー」の存在が、問題視されています。

昔とは色々なことが違う

「リターンライダー」の何が問題かと言うと、以前と同じ感覚でバイクに乗ってしまうという点。
「昔ずっと乗ってたから、バイクに乗っていたころの感覚は忘れていない」というひともいるかもしれません。しかし、若いころと今では感覚がずいぶんとちがっていて、出来るはずのことができなくなってしまっている…ということも多いです。
例えば、ブレーキの反応が遅くなっていることがあるかもしれませんよね。
知らないうちに膝が開いてしまっていて、誰かに指摘されてはじめて「そうだったのか」と知る人も少なくないと言います。また、若いころと中高年とではどうしても集中力に差が出てくるために、それで引っかかってしまうという人も少なくありません。
それが事故の大きな原因になってしまっているということも、否定できない事実なのです。

不注意による事故が多発しています

なんといっても、バイクの不注意による事故が多発している現実は認めなければなりません。
「リターンライダー」は、本当にちょっとしたミスで事故を起こしていることが解っているので、自分の力を過信せず、慎重になることが求められるのではないでしょうか。
カーブを曲がる時って、自然に体重をかけますよね。それをやりすぎて事故に繫がってしまっているということも多いので、注意をしなければなりません。

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