三大メガ損保の一角を占める巨大グループ
東京海上日動火災保険は、東京海上日動あんしん生命などとともに、東京海上ホールディングス傘下の中核的な子会社です。
三菱グループに属する保険各社の持株会社で、東京海上ホールディングスは、「MS&ADインシュアランスグループホールディングス」、「損保ジャパン日本興亜ホールディングス」と並ぶ、いわゆる「三大メガ損保」の一つで、三大メガ損保は国内の損害保険市場の保険料収入の9割以上を占める巨大な損害保険分野の企業グループです。
東京海上日動は、バイクだけのための保険は用意されていないのですが、TAP(一般自動車保険)という商品がバイクにも対応しています。
TAPは一般の自動車と同様の保険の仕組みであるためか、バイクでも車両保険に入れるという特色がある数少ない保険です。
東京海上日動のちょっと気になる特約をチェックしてみます。
入院時に選べるアシスト特約
人身傷害保険の保険金が支払わられる事故で3日以上入院した場合に、補償を受けられる方1名について支払限度額(入院3日目で10万円の支払限度額、以後入院日数が10日経過するごとに10万円、180万円が最高上限額)の範囲内で、ホームヘルパーの派遣費用や差額ベッド代などのメニューの中から、選択で必要な補償が受けられます。
例えば事故で3日以上入院した人が家事に従事していればホームヘルパー派遣費用、まだ小さなお子さんがいるママならベビーシッター費用、というように必要に応じた補償メニューを事故後に選択して受けることができます。
車両無過失事故特約
契約の車両と相手方の車両との衝突事故や接触事故によって車両保険の支払いを受ける場合、当方側に過失がないときは、一定の条件のもと、東京海上日動と次回更新する契約で更新後の契約に適用される等級や事故無・事故有別の割引・割増率を決める際、ノーカウントとして取り扱ってもらえます。
過失責任はないのに、車両保険を使ったばかりに、次回の更新時に適用される等級が不利になるのはつらいですよね。
軽く当て逃げされたときなど、等級を気にして車両保険を使わなかった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
メディカルアシスト
事故のときだけでなく、日常生活においても、電話で医療に関する相談に応じてもらえます。
救急医療相談に応じてもらえたり、夜間や休日の救急病院や旅先で近くの医療機関を案内してもらえますので、土地勘のない旅先での病気でも安心できます。
また、民間救急車や航空機特殊搭乗手続き等、転院・患者移送手配も行ってくれます。
万が一、ツーリングなどで遠方において、大きなケガをして現地の病院に入院することになったけど、やはり、自宅の近くの病院で治療を受けたいと思うときに助かります。