原付バイクで加入できる保険は?

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Posted by SLbik7uK | Posted in 保険について | Posted on 20-01-2019

2つのタイプの保険が用意

原付にもクルマと同じく、交通事故に備える自賠責と任意の2つのタイプのモノがあります。
加入が強制される自賠責保険は、全ての二輪車や四輪車が入らなくてはいけません。
これを無視して自賠責保険に入らずに運転すれば、法律違反として懲役刑や罰金刑がかされるとともに、道路交通法違反として免許停止処分を受ける事になります。

事故被害者が泣き寝入りしないで済むようにとの、自賠責制度の趣旨から補償の対象は被害者の人的被害に限定され、補償額にも上限が設定されるなど、いわば最低限の被害者救済保険だと言えます。
自賠責は、加入者のためのモノというよりは、被害者救済する目的で作られた仕組みです。

これに対して任意保険は、自賠責保険と異なり、加入するか否かは本人の意思に任されている保険です。
自賠責に比べると商品設計もそれぞれの会社ごとに異なり、補償のタイプも幅広く、車両保険等オプションで選べるモノやロードサービスが準備されている点が異なります。

加害者の立場でも被害者の立場でも生じる任意保険のメリット

原付でも重大な交通事故の加害者となるリスクはあり、この場合、多額の賠償金を請求されると、自賠責保険で賄える補償金額を超えるケースがあります。
その場合は、加害者が任意保険に加入していないと自己負担となり、その後の人生に大きく影響が及んでしまうでしょう。
また、自賠責保険の補償の対象範囲は人的被害に限定されており、原付運転中に住宅のブロック塀にぶつかり損壊したような場合の賠償費用は出ません。

ぶつかったのが店舗の場合はしばらく営業が出来ないため、逸失利益の賠償が必要となるケースがありますが、これも出ません。
反対に、原付事故により、被害者だけでなく自分もケガをして入院・通院しなくはならなくなるケースも少なくありませんが、この入院費なども自賠責のカバー範囲外です。
さらに、転倒等の自損事故による損害もカバーしていません。
このように見てくると、万が一の交通事故に備えるには、自賠責のみでは不十分であることがすぐに分かります。

原付を任意保険の対象とする2つの方法

1.個別の原付独自に契約する
任意保険は、さまざまなモノがあり、原付の任意保険を取り扱う保険会社は複数あります。
125ccまでを対象とする保険のラインナップも用意されているので、チェックしてみましょう。

さらに、任意保険に契約すると同時に、トラブル時のレッカー移動や宿泊代、交通費が補償されるロードサービスが付いているケースもあり、お得です。
任意保険はオプションのモノが多く、自分に不必要な補償を外したり、保険金額を選択出来たりと自由にカスタマイズが出来るというメリットもあります。

2.クルマの任意保険の「原付特約」をオプションで付ける
所有するクルマなどの任意保険を契約している場合、所有する原付も補償の対象とするという特約をオプションで付ける方法も合理的です。
同居家族や遠隔地に住む子供が事故を起こしても、補償してもらえる保険もあります。
ただ、十分気を付けるべきことは、子供が未婚であれば対象ですが、既婚になれば対象から外れる保険があるという事です。

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