よくあるバイクの事故例と注意したいポイント

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Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 16-03-2018

交差点での事故が圧倒的に多い

バイクが巻き込まれる事故のうち、多くは交差点内、もしくは交差点付近が圧倒的に多いという傾向があります。
その一つが、左折する自動車に直進しようとするバイクが巻き込まれるという事故です。
これは、自動車側が左後方にいるバイクをサイドミラーなどで視認することができずに起こってしまう事故の典型です。

この自動車左折の際の巻き込み事故を防ぐためには、バイクの側として自動車の死角を意識することが重要です。
常に自動車から自分が視認できる位置につけることや、交差点手前が自動車が急にスピードを落としたことに気づいたら、たとえウインカーを出していないとしても、自分もスピードを落とすなどの措置を取ることができます。
さらに、無理に自動車の左側に入ってすり抜けをするということも避けるべきです。

右折してくる対向車との衝突は重大事故になりがち

バイクが遭いやすい事故としては、右折してくる対向車に、直進するバイクがぶつかってしまうという事故です。
バイクはこの時スピードを出していることが多く、もろに対向車にぶつかってしまうので、衝撃が大きく重大事故につながりやすいという危険性があります。
対向車が、小さなバイクの存在に気づくのが遅くなったり、バイクのスピード感を見間違えて右折することによってこの事故が起こります。

事故の責任は対向車にあるとはいえ、バイクを運転する側も注意して事故を避けることが求められます。
その一つのポイントとしては、交差点に入るときにはスピードを緩めるということです。
また、なんとなく対向車が右折してきそうだなと感じたら、パッシングをしたりクラクションを鳴らしたりして、バイクの存在に気づいてもらうようにします。

サンキュー事故の危険性を考慮しておく

交差点で右折してくる対向車にぶつかってしまうという事故の一つに、サンキュー事故と呼ばれるものがあります。
直進する側の自動車が、右折したい対向車を見て、止まってあげて道を譲る際に起こる事故です。
対向車は当然、相手の自動車が止まってくれたのを見て右折してきますが、その止まった車の陰からバイクが直進してきてぶつかってしまうというタイプの事故です。

これもやはりバイクにスピードが乗っているため、重大な事故につながりやすいケースと言えます。
そこで、交差点の手前で急に直進車が止まっているのを見たら、対向車に道を譲っていると考えるようにすることが大事です。
止まっている車は単に左折したくて止まっているだけなのかもしれませんが、そのような可能性もあると考えて、慎重に判断することでサンキュー事故を防げます。

このように、危険な状況ををあらかじめ予測して、慎重に運転することがなによりの安全運転のポイントなのです。

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