バイクを安全に駐輪・停止させる正しいギアの入れ方

0

Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 20-07-2018

1速に入れて駐輪させることでしっかりと安定する

バイクは自動車と違って安定性の面で不確実なところがありますので、駐輪もしくは停止する時にも注意を払う必要があります。
自分で駐輪した時には良くても、強めの風が吹いてきた時や、誰かが触った時にそのショックで転倒してしまうこともあるからです。

安定した状態で駐輪させるために注意したいのは、ギアを1速に入れて停めるということです。
ギアを入れておくことでタイヤがロックされますので、前後に動くことがなくなって安定します。
たとえ誰が触っても動くことがないため、転倒のリスクを減らせるのがメリットです。

この習慣をつけておくと、坂道や傾斜があるところに停める時にも安定しますので、より安心して駐輪できるようになります。
もちろん、エンジンをかけるときには、必ずニュートラルに戻す、もしくはクラッチを入れた状態でスタートする必要があります。

スタンドを立てる場所を選ぶ

バイクと駐輪する際に注意すべき点として、サイドスタンドの立てる場所もあります。
サイドスタンドは一本のスタンドですので、バイクの重量のかなりの部分が一つのポイントに集まります。
そのため、たとえアスファルト舗装されているところでも、熱などによって柔らかくなっているところや、道路の端のもろくなっているところに立てると、アスファルトがへこんでしまうことがあります。

また、濡れていてすべりやすくなっているところ、草地などの柔らかいところに立てると、滑ったり沈んだりしてバイクの状態が不安定になってしまいます。
それで、硬くてしっかりとしたところにサイドスタンドを立てるように、地面の状況をチェックするようにしましょう。
センタースタンドがあるバイクの場合は、平らなところを選んでできるだけセンタースタンドを使うことによって、より安定した状態で駐輪することができます。

タイヤを路肩の段差や縁石にかける

より安定した状態で駐輪、もしくは駐車するためには、タイヤを路肩の段差や縁石にぶつけた状態で置いておくことができます。
こうすることで、車重が分散されますし、少なくてもその方向にはバイクが動かなくなりますので、より確実です。
ギアを1速に入れた状態にすることと、このタイヤを段差にかけるようにして置くという方法で、かなり安定した駐輪ができます。

1速に入ったギアは、クラッチを入れなくても、タイヤを少し前後に動かすようにしてギアチェンジをすると簡単にニュートラルになります。
エンジンをかける前に、このようにしてニュートラルにしておくのも便利です。
運転中の動作だけでなく、こうした駐輪、停車の際の便利な方法を覚えておくと良いでしょう。

Comments are closed.