ICを過ぎた時に絶対にしてはいけないこと
高速道路を走行している際、あまり道に慣れていない場合や、つい見逃してしまったなどの理由で、目的のインターチェンジを逃してしまうことがあります。
しかし、そのような時に決してしてはいけないことがあります。
高速道路での走行は、ちょっとしたことでも大きな危険につながることがありますので、常に安全を第一に意識して走行することが重要なのです。
その一つ目は、焦ってはいけないということです。
すでに目的のICを過ぎてしまったのであれば、もうどうしようもありませんので、ヘタに焦って取り乱すと不安定な走行につながります。
また、後ろのICのことを見続けると、視線が定まらなくなって前方不注意になりますので、気持ちを切り替えましょう。
二つ目の点としては、決して逆走してはいけないという点です。
バイクだと路肩を走行することもできますが、逆走は大変危険な行為ですし法令違反になりますので、そのまま進んでいくようにしましょう。
次のICまで行って説明すれば戻ることができる
万が一目的のICを過ぎてしまった場合は、次のインターチェンジまで進むようにしましょう。
そして、料金所まで行ったら、係員が案内しているカウンター、係員が誰もいないところであれば、事務所に行って目的のICを過ぎてしまったと説明します。
係員は、どこを通って目的のICまで戻れるかを教えてくれますので、そこを通ってUターンすることができます。
料金所によってはスペースがあって、Uターンできるようになっていますが、勝手にUターンすると事故を引き起こすことにもなりかねませんので、必ず係員の指示に従いましょう。
Uターンして元のインターチェンジに戻れば、高速料金は目的のICまでの徴収となります。
本線に戻りますが、反対車線に乗ることになりますので、一瞬混乱してしまうこともありますが、一つ先のICで降りるということだけを考えていれば迷うことなく目的のICで降りられます。
標識を常にチェックして見逃しをしないようにする
このように、たとえ目的のインターチェンジを逃してしまったとしても、次のICに行って説明すれば問題なく戻ることができます。
しかし、何よりもインターチェンジの標識を常にしっかりと見て、見逃しがないようにすることが一番大事です。
バイクの運転では地図などをこまめに見ることができないので、事前に目的のICまでのある程度の距離と、その前後のICの名前を憶えておくようにしましょう。
また、ちょっと見にくいICの出口などもありますので、標識を常にチェックする習慣をつけて、目的地まで近づいてきたらスピードを落として降りやすいようにしておくことも大事です。
このようにして安全運転を心がけましょう。