他人に貸したor借りたバイクで事故を起こした場合

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Posted by | Posted in 事故が起きた! | Posted on 29-08-2021

バイクを他人に貸す機会のある方は要注意

同じバイク仲間にバイクを貸すという機会もあるかもしれません。
決して悪いことではないものの、もしもの場合であっても事故を起こしてしまう可能性もあることを頭に入れておかないといけません。
場合によっては無関係なものや人を巻き込んでしまうこともあります。

所有者からすれば大きな疑問となるのは所有者ではなく、貸したバイクが何かしらの事故を起こした場合にどうなるのかといった点でしょう。
人間が運転を行っている以上は何があるかは分かりません。
それぞれの事故においてどういった対処法となるのかも注目しておいた方がよいでしょう。

単独事故の場合は保険が適用される可能性あり

貸したバイクが単独事故を起こした場合、修理費の見積もりを出して満額支払ってもらったり、事故を起こした本人が治療費を出したりといった流れになるのが基本となります。
事前に責任や保険についての契約を書面で交わすのがよいものの、後に話し合いで対応するのも問題ありません。

そして自損事故の場合は保険が適用されることも少なくありません。
しかし所有者の等級が下がってしまうことも忘れてはいけません。

自損事故や物損事故を起こした場合

貸したバイクが自損事故や物損事故を起こした場合、まず責任は運転をしたライダーにあります。
そして保険やバイクの所有者がバイクにかけた保険が適用されます。
問題となるのは壊してしまったものや巻き込んでしまったものに対し、損害賠償をする必要があることです。
この場合の責任はバイクを借りて運転していた方になるため、後にトラブルになる可能性もあります。

お互いの署名のある書類に記録をしておくのが最もトラブルを招かない方法となります。
さらに単独事故と同じく、バイクの所有者の等級が下がってしまいます。
元の等級に戻るまでにはしばらく時間がかかってしまうことを覚えておいた方がよいでしょう。

人身事故を起こした場合

貸したバイクが人身事故を起こした場合、責任は両方にあることが注目すべき点です。
さらに所有者がバイクにかけた自賠責保険と任意保険が適用され、保険で賄いきれない場合は両方で合わせて支払うことになります。

人身事故は滅多に起こることはないものの、可能性がないわけではありません。
ほかの事故の内容と比べた場合、バイクの所有者にも大きな責任があります。
バイクを友人や知人に貸すのが絶対にいけないわけではないものの、さまざまなリスクがあることを覚えておいた方がよいでしょう。

このようにそれぞれの事故の内容によって責任者はその内容は異なるものです。
特に人身事故に関しては両方で責任を背負うことになることを覚えておいた方がよいでしょう。

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