ヘルメットの選び方

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Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 22-08-2019

ライダーの必需品ヘルメット選び

免許を取ってバイクに乗る際の必需品はヘルメットで、事故から頭部を守る重要な用品です。
バイクは身体がむき出しで速いスピードで走行するため、チョットした接触事故でも体が放り出されるため頭部を守らないと命の危険があるのです。
このように重要なモノだけにバイク用品店にはさまざまなタイプや規格、カラーが所狭しと並べられており、どれを選べばよいのか迷ってしまいます。

最適なヘルメットを選ぶ際のポイントは、頭のサイズに合致するのは大前提で、次はバイクの排気量やロードかオフロードかなどタイプに合う形状を選択する事です。
間違った選び方をすればいざというときに、命を守ってくれない事態が生じます。
キチンとした認識を持ち、間違いのない最適なパートナーを見付けましょう。

形状によるヘルメットのタイプ

1.フルフェイスタイプ
メリットとしては、顔全体を守ってくれるため安全性に優れる、メーカーによりレースで培った技術が投入、高規格モデルのラインナップが多いという事が挙げられます。
デメリットとしては、顔全体が覆われ開放感がない、比較的重い、通気性に劣ることでしょう。

2.システムタイプ
メリットとしては、眼鏡を装着したまま使えるモデルが用意される、フルフェイスと同等の防風効果があることが挙げられます。
デメリットとしては、構造上外観が大きくなる、パーツ点数が多く重い、アゴ部分の保護性能に弱点があることです。

3.ジェットタイプ
メリットとしては、比較的安全性が高い、バリエーションが豊富、顔の部分が開いており開放感があることです。
デメリットとしては、顔部分が開いており受傷のリスクがある、コースで使用不可のケースがあることが挙げられます。

安全規格によるヘルメットのタイプ

1.SG規格
安全基準の目安となるマークで、125cc以下の小型用と自動二輪車用に分けられており、二輪車用ヘルメットの使用基準を満たし認定された事をあらわします。

2.JIS規格
日本工業規格で設定されるセーフティレベルを満たしている事をあらわす証明書で、落下試験等に合格した事の証明です。
こちらの規格も125cc以下の小型用と自動二輪車用に分けて基準が設けられます。

3.SG規格
スネル財団というアメリカに本部を置く団体が定めるレベルの高いセーフティ規格で、5年おきに内容が見直され、世界最高レベルの安全基準として評価されています。

ポイントを押さえたヘルメット選び

使用目的に合った形と規格のヘルメットが分かれば、次は実際にヘルメットを選んでみましょう。
最適な形状とサイズ、規格はヘルメットを選ぶ際の最も重要なポイントなので、色やデザインよりはるかにウエイトを重くします。

最大の役割は、万が一の事故から頭部つまり命を守ることにある事を忘れてはいけません。
実際にバイク事故の死亡者の約5割の方は頭部損傷で亡くなっているのです。
そのポイントを押さえたうえで、あなたに合う最適なパートナーになってくれるヘルメットを見付けましょう。

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