バイク事故の衝撃から守るプロテクターの選び方

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Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 30-04-2024

バイクのプロテクターを装着方法で選んでみよう!

バイクのプロテクターは、フィット感がとても重要です。
車と違って自分の体を外気にむき出しにしたまま走行できるのがバイクの最大の魅力です。
走行しながら自然と、そしてバイクと一体感を味わえるところに、バイクを運転する醍醐味を感じている人も多いはずです。
そんなバイクの醍醐味を味わうためにも、プロテクターも自分の体の一部に感じられるような、違和感を感じることなく走行を楽しめるようなものを選びたいものです。

バイクのプロテクターの装着方法に関しては大きく分けて「単体のプロテクターを装着する」方法と、「プロテクターが内蔵されているウェアを着る」方法の2種類があります。
どちらが良いのかというと、この点は運転するシチュエーションも深く関係してきます。
ツーリングなど本格的にバイクを楽しむ環境では、ウェアと一体型になった方がシンプルで使いやすいので適しています。
一方、普段着でちょっとバイクを走らせたい場合には単体のほうが適しています。

さらにウェアとの一体型にも、バイク用のジャケットと一体になっているものとインナーと一体になっているもの、また下半身用のパンツと一体になっているものなどの種類があります。
とくに上半身に関しては、使用する季節も考慮したうえで自分に合ったものを選んでみましょう。

素材で選ぶ

プロテクターの素材としては、硬い素材を使用したハードタイプのほうが衝撃に強く安全性に優れています。
しかしフィット感にやや難があり、それに対して柔らかい素材を使用したソフトタイプは硬度に劣る一方でフィット感に優れ、体の動きを阻害しないメリットがあります。

ですから、どちらの素材がいいかではなく、適材適所で選ぶことが大事です。
例えば膝、肘、肩など可動部分にはソフトタイプをつけ、背中、胸部などあまり動かず、しかも安全性がとても重視される部分はハードタイプを選ぶのが一般的です。
少々お値段が高めになりますが、「通常は柔らかく、衝撃を受けると固くなる」という特徴を備えた素材のプロテクターなどもあります。

CE規格が備わっているかで選ぶ

CE規格とはヨーロッパ由来の規格で、プロテクターの安全性の高さを保証するものです。
ちなみに日本ではこのCE規格を取得していないプロテクターも販売されていますが、ヨーロッパのプロテクターは必ずCE規格を満たしています。

もちろん、CE規格を取得していないプロテクターは安全性に不安がある、危険、というわけではありません。
ただ、国際規格を満たしている分CE規格を取得しているプロテクターのほうが安心して使用できるのは、間違いないでしょう。
あとはやはり、自分の体のサイズに合わせる、そして体の中でもとくに保護したい部分に適したプロテクターを優先的に選ぶ、といった基準も取り入れてみるとよいかもしれません。

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