ペダル付き原動機付自転車はナンバープレートが必須

0

Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 01-11-2024

ペダル付き原動機付自転車が、ナンバープレートをつけて走る必要があると聞くと、「原付なのか、自転車なのか」少し混乱してしまう方もいるかもしれません。2024年11月1日からの新しいルールによって、ペダル付き原動機付自転車、いわゆる「モペット」はナンバープレートの装着が義務となり、道路交通法の範囲で扱われることになります。これにより、モペットを運転する際には原付としての基準が適用され、無免許運転や無届状態での走行は違反となります。

今回は、ペダル付き原動機付自転車の特徴や背景、ナンバープレート義務化によって変わるルールについてわかりやすく解説します。自転車とモペットの違いや、何が違法行為に該当するのかを知って、法律を守りつつ安全に利用できるよう理解を深めましょう。

ペダル付き原動機付自転車とは?

まず、「ペダル付き原動機付自転車」とは、エンジンや電動モーターといった動力を備えながら、ペダルも装備している乗り物のことです。ペダルをこげば人力でも動かすことができ、一般的な電動アシスト自転車と見た目も似ていますが、構造が異なるため区別されています。モペットの特徴は、動力だけでも走行できる点です。一般的な自転車やアシスト自転車では動力が主動力にならないため「自転車」に分類されますが、モペットの場合、エンジンを使って走行が可能であるため「原動機付自転車」に分類されます。

ルールが変わる背景:増加する違法走行

ペダル付き原動機付自転車のルールが明確化された背景には、モペットの違法走行が増えていることが挙げられます。「ペダルがついているから自転車と同じ」と考え、ナンバープレートをつけずに走るケースや、動力を使用しての歩道走行が問題視されてきました。モペットも原動機付自転車に分類されるため、車道を走る必要がありますが、歩道を走行してしまったり、免許を持たずに運転してしまうといった違反が散見されています。こうした背景から、法律が改正され、ナンバープレートや保険、免許が明確に義務化されることになったのです。

自転車とモペットの違い

自転車とモペットは見た目が似ているため、混同されやすい部分がありますが、法律的には大きな違いがあります。自転車は人力が基本であり、ペダルをこぐことでしか進むことができません。一方で、モペットはエンジンや電動モーターが搭載され、ペダルをこがずとも動力のみで進むことが可能です。ここが一番のポイントで、動力で走行可能である場合、原付扱いとなりナンバープレートの装着が求められます。自転車としてのルールが適用されるには、動力があくまで補助であり、単体で走行できないことが条件になるのです。

2024年11月から適用される新ルールのポイント

では、新ルールにおけるポイントを確認してみましょう。

1. ナンバープレートの装着義務

2024年11月1日から、ペダル付き原動機付自転車にはナンバープレートをつけることが必須になります。市区町村での届出が必要で、ナンバープレートがなければ道路を走ることはできません。無届けで走行してしまうと、違反行為となり罰則を受ける可能性があります。

2. 運転免許の取得が必要

モペットを運転するためには、原動機付自転車免許以上が必要です。免許がなければ、たとえペダルだけで走っている場合でも運転が違反行為に当たります。モペットは自転車とは異なり、動力付きの乗り物として扱われるため、免許がないと運転できません。免許を持たずに運転すると無免許運転として処罰の対象となります。

3. 自賠責保険への加入が必要

ペダル付き原動機付自転車で公道を走行するためには、原付バイクと同様に自賠責保険の加入が義務付けられます。自賠責保険は交通事故の際に相手方への補償を目的としたもので、未加入での運転は違反となります。違法状態で運転を続けた場合、罰金の支払いが求められるほか、事故が発生した場合には補償が一切受けられない可能性もあります。

4. 違反への取締り強化

今回の法律改正により、「自転車だと思っていた」といった誤解は通用しなくなります。違反走行が発見されれば、罰金やペナルティが科される可能性が高く、警察による取り締まりも強化される見通しです。モペットを運転する際には、ナンバープレートの取り付け、免許証の携帯、自賠責保険の加入といった条件を満たしておくことが重要です。

違反行為の例:気をつけたい運転マナー

ペダル付き原動機付自転車の運転には特に注意が必要です。次に、法律を守りつつモペットを安全に利用するためのポイントを解説します。

ナンバープレートがないまま運転

ナンバープレートを装着していないまま運転すると、無届け運転として取り締まりの対象になります。まずはお住まいの市区町村でナンバープレートを取得しましょう。

動力使用で歩道を走行

動力を利用しての歩道走行は重大な違反です。車道を走行する必要があるため、歩行者と同じ道を走ることは避けましょう。ペダルを使っていても動力付きであれば車道を走るのがルールです。

無免許での運転

免許を持たない状態でモペットに乗ることも違反行為です。原付免許を持っていない場合は免許を取得するか、運転を避けるようにしてください。

安全な利用に向けた心得

ペダル付き原動機付自転車は、便利で手軽な移動手段として使う人が増えていますが、規則に従って安全に利用することが大切です。ナンバープレートをつけることで、適切な管理のもとで運転できるようになり、もしも事故が発生した場合にも速やかに対処が行われます。車両に必要な届出を済ませておくことが、運転するうえでの安心感にもつながります。

モペットのこれから:ルールを守って安全に楽しむ

今回の法律改正により、モペットも原付バイクと同様の扱いで安全に走行することが求められるようになりました。自転車と原付の中間に位置するこの新しい形の乗り物が、より安心して利用できるようになるためには、乗る側がルールを守ることが重要です。ナンバープレートの取得や免許、自賠責保険の加入といった基礎的な部分をクリアして、適切な管理のもと安全な運転を心がけましょう。

今後、モペットの利用者が増えることで、道路交通のルールや取り締まりも変化していくかもしれませんが、まずは正しい知識を持って、安全かつルールに従った運転を心がけることが、すべての交通参加者にとって大切です。

バイクローンの種類と利用するメリット・デメリット

0

Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 26-07-2024

バイクのローンの種類を知っておこう

バイクローンとは、その名前の通りローンを組んでバイクを買うための資金調達方法です。
どこからどんな方法でお金を借りるか、が重要なポイントになってきます。
バイクローンの種類もこの違いで分けられます。

バイク販売店でバイクローンを利用してバイクを購入しようと思った場合、店舗が提携している信販会社でローンを組んで購入するのが一般的です。
これが第1の選択肢「信販会社のローン」です。
もっとも選択肢が多く、ローンを組みやすい、利用しやすいメリットを持ち合わせている一方で、金利が少々高めになっています。

2つ目の選択肢として挙げられるのは、銀行や信用金庫といった金融機関が用意しているローンでしょう。
バイク専用のローンではなく、用途自由やバイクの購入にも利用できるマイカーローンなどもこの種類に分類することができます。
信販会社のローンよりも金利が低めで、利息の負担が少なくなる一方、審査が厳しい面も持ち合わせています。

利用しやすさという点で選択肢に浮上するのが3つ目の種類、カードローンです。
すでに利用しているクレジットカードの借入枠を利用し、バイクを購入する形となります。
この場合も、バイク専用のバイクローンではなく用途自由で借り入れできるローンも含まれます。
すでに利用しているクレジットカードならすぐに利用できるので使い勝手の良さでは一番ですが、限度額があり、高額なバイクには利用できないこと、信販会社のローンと同様に金利が高めに設定されるのが難点です。

そしてもうひとつ、バイクのディーラーが用意する「ディーラー系ローン」もあります。
基本的には新車購入の際に利用する形になりますが、条件さえ満たせば低金利で利用できるチャンスがあります。
有名メーカーの高級バイクをローンで購入したい時に適しています。

バイクローンを利用するメリット・デメリット

メリットはいたってシンプルで、バイクの購入に必要な現金を用意できなくても購入することができる点です。
高級なバイクの場合、とくにこのメリットに頼ってローンで購入することになりがちです。
また、用途が「バイクを購入するため」に限定されている狭義のバイクローンの場合は、金利が低めに設定されるメリットもあります。
ローンは基本的に用途が制限されているものほど金利面が優遇されるものですが、バイクローンにもそれが適用されるのです。

一方デメリットもやはりシンプルで、金利が発生する分最終的な購入金額が高くなってしまうことが挙げられます。
とくにバイク販売店で紹介される信販会社のローンは、最終的な負担額が高くなりがちなので要注意です。
一方で、金利が低めなローンは審査が厳しくて通るかどうかわからないという問題点も出てきます。
そしてもうひとつ注意したいのは、ネットオークションなど個人間の売買でバイクを購入しようと思った場合、バイクローンを利用できない可能性が高くなる点です。

ナンバープレートの種類と取り付けのルール

0

Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 19-06-2024

バイクのナンバープレートの種類とそれぞれの違い

バイク用のナンバープレートには、合計で8種類といろいろな種類があります。
形や色などに違いがあり、それぞれの意味や特徴を知ると、ナンバープレートからいろいろな情報を知ることができるようになります。

まず排気量と色との関係です。
自家用バイクの場合、50cc未満のバイクは白、51~99ccは黄色、91~125ccはピンク色、126~250ccは白、251cc以上は白に枠が緑色となっています。
バイクのナンバープレートと言うと白のイメージが強いですが、白だけか、白に緑色の枠があるかで大きな違いがあるわけです。

また、50cc未満のバイクを除く白のナンバープレートのバイクは高速道路を走行することができます。
一方、50cc以上の黄色、ピンク色のナンバープレートになると二人乗りができるようになります。
ですから、バイクのサイズとナンバープレートの色を見ることでそのバイクはどんなことができるのか、できないのかをすぐに確認することができるのです。

さらに126~250ccと251cc以上のナンバープレートの場合、事業用か自家用かでも違いが見られます。
126~250ccの事業用は緑色、251cc以上の事業用は「緑色に白枠」となります。
そしてもうひとつの種類として、ミニカー(つまり自動車)として分類される3輪自動車用のナンバープレートとして青色があります。
このタイプは自動車として分類されているので、ヘルメットが不要なのが大きな特徴となっています。

ナンバープレートの取り付け方法のルール

このように、見るだけでバイクの種類や運転上の制限が確認できる特徴を持っているため、ナンバープレートは誰でもすぐに確認できる形で取り付けることが大前提です。
まずルールの大前提として、カバーを装着してはいけないというルールがあります。
これは、たとえは透明のカバーだろうと例外ではありません。
汚れないように表面に透明なカバーをつける、というのも許されないわけです。

それから表面にシールなどを張って文字・数字が見えづらくするのもNGで、折り曲げるのもダメ、縦に取り付けるなど回転させて取り付けるのも禁止されています。
なお、この取り付ける角度に関しては「上向き40~下向き15度」までが許されます。

気になるのは、ナンバープレート用のフレームやホルダーでしょう。
フレームタイプは原則として使用禁止で、ナンバーが隠れないことを前提にホルダーは使用可能となっています。
いずれにせよ、少しでもナンバーを見えづらくさせてしまうような環境はすべてNGねということになるでしょう。

つまり、バイクをカスタムするのが好きな人でも、ナンバープレートをカスタムすることは絶対に許されないわけです。
もしこうしたルールに抵触する形でナンバープレートを装着しているのが発覚した場合、反則切符を切られてしまうので注意したいところです。

バイクにペットを乗せる時の注意点やポイント

0

Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 24-05-2024

バイクにペットを乗せて走行するのは違反?

バイクにペットを乗せて走りたい、一緒にツーリングを楽しみたいというライダーも多くいるでしょう。
そんなときに注意したいのは、道路交通法上においてペットは「荷物」として扱われる点です。
人間の二人乗りと同じ感覚でペットを乗せるのではなく、あくまで荷物を乗せる感覚で正しく乗せる必要があるわけです。

言い方を変えれば、きちんとしたルールに基づいたうえでペットを乗せれば違反ではなく、ツーリングなどにも連れて行って一緒に楽しむことができるのです。
「ペットをバイクに乗せて走るのは基本OK、でも道路交通法に基づいて乗せる必要アリ」ということになります。
そう考えれば、ペットだからと難しく考える必要はなく、ルールに基づいてペットと一緒にバイクを楽しめる環境を用意すればよいわけです。

となると、違反にならない載せ方とは?となるわけですが、まず積載量の問題があります。
長さは積載装置のプラス30cmまで、横幅は積載装置の左右プラス15cmまで、高さはタイヤの接地面から2m以下というサイズの上限がまずひとつあります。
加えて、排気量が50cc以上のバイクでは60kgまでという重量の問題も出てきます。
ここで注意したいのは、ペットそのものの重さだけでなく、ペットを運ぶためのキャリーなども含めた重さだということです。

ですから、大型のワンちゃんの場合は積載量の制限に注意する必要があります。
それ以外はペットそのもののサイズにはあまり神経質に考える必要はなく、乗せ方が重要になってくることになります。
ペット用のキャリーが制限の範囲を超えていないかなど、ペットを乗せて運転する時の環境に注意しましょう。

バイクにペットを乗せる時の注意点

まず積載量の制限を超えない形で乗せることが優先です。
加えて、ペットが走行中に落ちないよう安全性を十分に注意して乗せることが求められます。
そのためにもペット用のキャリーがとても適しているので、ペットの快適性と積載量の制限を超過しない範囲内で両立できるサイズのキャリーを選ぶようにしましょう。

もうひとつの方法として、ペット用のリュックにペットを入れて自分で背負って走行する方法もあります。
その場合には、必ず走行中にペットが落ちたり飛び出したりしないよう気をつけましょう。

きちんとルールに基づいてペットをバイクに乗せれば違反になることはありませんが、万一ペットを走行中に落下させてしまうとペットが危険な目に遭うだけでなく、「転落積載物等危険防止措置義務違反」に問われてしまう可能性もあります。
また、キャリーやリュックなどできちんとペットを固定しないまま走行すると「転落等帽子措置義務違反」に問われることもあります。

バイク事故の衝撃から守るプロテクターの選び方

0

Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 30-04-2024

バイクのプロテクターを装着方法で選んでみよう!

バイクのプロテクターは、フィット感がとても重要です。
車と違って自分の体を外気にむき出しにしたまま走行できるのがバイクの最大の魅力です。
走行しながら自然と、そしてバイクと一体感を味わえるところに、バイクを運転する醍醐味を感じている人も多いはずです。
そんなバイクの醍醐味を味わうためにも、プロテクターも自分の体の一部に感じられるような、違和感を感じることなく走行を楽しめるようなものを選びたいものです。

バイクのプロテクターの装着方法に関しては大きく分けて「単体のプロテクターを装着する」方法と、「プロテクターが内蔵されているウェアを着る」方法の2種類があります。
どちらが良いのかというと、この点は運転するシチュエーションも深く関係してきます。
ツーリングなど本格的にバイクを楽しむ環境では、ウェアと一体型になった方がシンプルで使いやすいので適しています。
一方、普段着でちょっとバイクを走らせたい場合には単体のほうが適しています。

さらにウェアとの一体型にも、バイク用のジャケットと一体になっているものとインナーと一体になっているもの、また下半身用のパンツと一体になっているものなどの種類があります。
とくに上半身に関しては、使用する季節も考慮したうえで自分に合ったものを選んでみましょう。

素材で選ぶ

プロテクターの素材としては、硬い素材を使用したハードタイプのほうが衝撃に強く安全性に優れています。
しかしフィット感にやや難があり、それに対して柔らかい素材を使用したソフトタイプは硬度に劣る一方でフィット感に優れ、体の動きを阻害しないメリットがあります。

ですから、どちらの素材がいいかではなく、適材適所で選ぶことが大事です。
例えば膝、肘、肩など可動部分にはソフトタイプをつけ、背中、胸部などあまり動かず、しかも安全性がとても重視される部分はハードタイプを選ぶのが一般的です。
少々お値段が高めになりますが、「通常は柔らかく、衝撃を受けると固くなる」という特徴を備えた素材のプロテクターなどもあります。

CE規格が備わっているかで選ぶ

CE規格とはヨーロッパ由来の規格で、プロテクターの安全性の高さを保証するものです。
ちなみに日本ではこのCE規格を取得していないプロテクターも販売されていますが、ヨーロッパのプロテクターは必ずCE規格を満たしています。

もちろん、CE規格を取得していないプロテクターは安全性に不安がある、危険、というわけではありません。
ただ、国際規格を満たしている分CE規格を取得しているプロテクターのほうが安心して使用できるのは、間違いないでしょう。
あとはやはり、自分の体のサイズに合わせる、そして体の中でもとくに保護したい部分に適したプロテクターを優先的に選ぶ、といった基準も取り入れてみるとよいかもしれません。

台風にバイクを乗ってはいけない理由とは

0

Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 26-03-2024

台風時は雨以上に風が危険です!

台風の時にとくに注意したいのが、風です。
もちろん雨で視界が遮られたり、路面が滑りやすくなるのも危ないですが、台風時の強風はバイクのライダーにとって命にかかわる危険をもたらす可能性があります。

バイクは車と違ってライダーが外気と直接接しながら運転しているうえに、二輪なので安定していないという特徴を持っています。
それがバイクの魅力であり、自然や風と一体化できる喜びを味わわせてくれます。
しかし台風になると、その特徴・魅力がたちまち危険になってしまうのです。

問題なのは、台風の時に吹く風は日常生活とはまるで次元が異なる点、そして風は目で見て確認することができない点です。
雨の場合、目で見ただけでもどれぐらい降っているのか、路面がどれぐらい危ない状態なのかを判断することはそれほど難しくありません。
しかし風の場合はそれができず、しかも普段経験することがない風の強さの場合、運転にどれぐらい影響を及ぼすのか推測するのが難しくなります。

一般的に、風速が10m/sを超えるとバイクの運転に影響を及ぼすと言われています。
そして20m/sを超えると、東京湾アクアラインに通行規制が行われるようになります。
台風の場合はこのレベル、さらにはそれを上回るレベルの強風が吹くこともあります。

とくに注意したいのが、平均風速と瞬間風速の違いです。
突発的に強い風が拭いたときには、瞬間風速が平均風速の1.5倍にも達します。
さらに台風の場合は風の向きが複雑に入り乱れることもあって、2倍に達することもあるのです。
バイクの場合、こうした突風に煽られて危険な状況に陥りやすいのです。
例えば平均風速15m/s程度で「まだ行けるだろう」と運転したときに、2倍程度の30m/s程度の瞬間風速に襲われる可能性もあるわけです。

こうして数字で見ても、台風時は雨よりも風が怖いことが理解できるはずです。
どうしても運転しなければならないときには、最徐行で安全最優先を心がけましょう。

台風時には屋外にバイクを置く場合にも気をつけよう!

運転はもちろんのこと、屋外にバイクを置く際にも注意しましょう。
運転中に「ちょっと危ないから」と一時的に避難する場合はもちろん、日頃バイクを置いている場所でも危険がないかどうか確認おく必要が出てきます。
とくにトップケースやバイクのカバーを装着している場合、風の影響を受けやすくなるので要注意です。

普段は問題なく置けている場所でも、台風になるとバイクが転倒してしまう可能性が出てきます。
さらに建物や壁のすぐそばにおいておくと、それらから跳ね返った風にぶつけられてバイクが倒れてしまうこともあります。
このように、台風時には乗らないように気をつけるのはもちろん、保管状態もチェックしたうえでやり過ごすことが求められます。

バイクがオーバーヒートする予兆と対策法

0

Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 23-02-2024

バイクのオーバーヒートとはどんな現象?

オーバーヒートとは、エンジンが過度に熱くなってしまった状態のことを言います。
バイクにしろ自動車にしろ、エンジンには必ず冷却装置がついていますが、走行中にその冷却装置の機能では追いつかないほどエンジンが熱くなってしまった時にこのオーバーヒートが発生します。

バイクの場合、暑い夏の日に長時間のツーリングをしたときなどにこのオーバーヒートを起こしやすく注意が必要です。
もしオーバーヒートを起こしてしまうと、エンジンに異常をきたして走行ができなくなってしまったり、突然エンジンが停止して転倒・衝突などの事故の原因になることもあります。
雄大な自然に囲まれた場所でツーリングを楽しんでいる途中にオーバーヒートを起こそうものなら、その場で立ち往生なんてことも起こりうるわけです。

オーバーヒートの予兆を見逃すな!

オーバーヒートを起こさないよう、まずは予防が重要になってきます。
オーバーヒートは突然起こるわけではなく、いくつかの予兆が見られるケースがほとんどです。
そのため、長時間バイクを走らす場合にはこの予兆を見逃さないようにし、少しでも予感があればバイクを止めて一休みするなどの対策を速やかに行うことが求められます。

もっともわかりやすい予兆は、水温計の上昇です。
エンジンが正常よりも熱くなっている場合には、水温計の針が水平よりも上を向いた状態になります。
これがレッドゾーンにまで達してしまったら危険信号です。
簡単に確認できるわけですから、水温が高くなったな、と感じたら気をつけましょう。

もうひとつわかりやすい予兆が、冷却水が漏れている状態です。
これは走行中ではなく、バイクから降りた時や乗る時に気が付きやすいポイントです。
冷却水が漏れているということは、エンジンの冷却性能が低下している証拠です。
多少漏れている程度ならそれほど問題ではありませんが、バイクを停めた状態で地面に水たまりができるくらいの漏れ具合なら要注意です。

さらにこれはちょっとわかりづらい面もありますが、エンジンから甘い匂いが漂ってくることもあります。
これは冷却水が沸騰をはじめている証拠です。

オーバーヒートの対策方法とは?

エンジンが過度に熱くなっているわけですから、まずエンジンを停めて熱を冷ますのが対策法の第一です。
いったん走行を停めて、エンジンを冷ましたうえで走行を再開する、それも水温計の状態を確認しながら走らせることになります。

それから、冷却水の状態をチェックしましょう。
エンジンを停めて冷やしたうえでラジエーターをチェックし、もし先述したように漏れ出てして量が少なくなっている場合には補充します。
補充用の冷却水を使用するのが理想的ですが、もしないなら普通の水でも代用可能です。

この段階を超えてエンジンが危険な状態に陥ってしまっている場合には、無理せずにロードサービスに連絡して搬送してもらうようにしましょう。
エンジンが故障してしまうと修理費用もかさんでしまうので、無理は禁物です。

バイク用ドライブレコーダーの必要性

0

Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 25-01-2024

バイクにトライブレコーダーを取り付けるメリットとは?

あおり運転による事故が多発したこともあって、自動車の間で普及が進んでいるドライブレコーダーですが、バイク用のものもあります。
バイク用でも、取り付けることであおり運転を受けるリスクが大幅に減少するメリットを得ることができます。

バイクは車に比べて小さく、不安定な面があるためあおり運転をされやすい傾向も見られます。
簡単に言えば「弱い者いじめ」のターゲットにされやすいわけです。
しかも万一事故になってしまったときに被害が大きくなりがちで、そんなあおり運転の対策としてドライブレコーダーはとても有効なのです。

しかもバイクの場合、ドライブレコーダーを装着した状態を周囲に見られやすい面もあります。
とくにバイクの後方に装着しておけば、あおり運転をしようとした車のドライバーに「あなたのやろうとしていることは撮影しているよ」とアピールできるわけです。
それにあおり運転とは関係なく、事故を起こしてしまった、巻き込まれてしまったときの証拠としても使用できます。

そしてもうひとつ、見逃せないメリットとして「記録として残せる」面が挙げられます。
ツーリングなどの際、ドライブレコーダーで撮影した動画を他のデバイスに移すことで旅の記録、ロードムービーとして役立てることができるのです。
車よりも臨場感があり、しかもライダーがそのとき味わった爽快感や一体感を再現できるような楽しみを映像から味わうことができるでしょう。

バイク用のドライブレコーダーの選び方

バイク用のドライブレコーダーを選ぶ際には、メリットだけでなくデメリットにも目を向けておきましょう。
とくに選び方と深く関わってくるのが、バイク全体の見栄えが悪くなるという点です。
スマートでシンプルなたたずまいの方がカッコいいイメージがバイクにはありますから、その点にこだわりたい方はサイズや取り付け場所にこだわってみるとよいでしょう。

それから、バッテリーの供給方法も重要です。
いざというときにバッテリー切れで機能しなかった、では困りますから、バッテリーをしっかり確保できるタイプのものを選びましょう。
バイク用のドライブレコーダーには、バッテリーを内蔵したタイプと、バイクのバッテリーに接続するタイプの2種類があります。
前者の場合は装着が簡単で小型なタイプが多いですが、バッテリーの残量に注意しなければならないのが特徴として挙げられます。
後者は取り付けがやや大変なのと、値段が高めになる一方、バッテリーの残量を気にすることなく利用できるのが特徴です。

あとはやはり耐久性も重要で、外気に直接晒す形で装着するわけですから、防水機能をはじめとした風雨に耐えられるだけの耐久性が欠かせません。
とくにツーリングなど長時間の運転をする機会が多い方は、この点を最優先に選ぶ必要があるかもしれません。

バイクパーツの交換時期を知る

0

Posted by | Posted in バイク豆知識 | Posted on 20-01-2022

タイヤやオイルの交換時期

タイヤ交換が頻繁におきます。
タイヤの交換時期は、バイクに乗る頻度、保管方法によって変化されます。
タイヤの溝は、深さを確認することで、交換が必要か判断ができ、溝は浅くなりスリップサインが出ている場合はタイヤの交換を行いましょう。
また、状況によってひび割れや、変色がしている場合もあり、この症状がでている場合もタイヤ交換をオススメします。

ほか、オイル類も消耗が激しいため、交換頻度が多くなります。
だいたいの目安として、ブレーキフルードは、2年に1回、フロントフォークオイルは、1年に1回になります。
エンジンオイルは3,000km~5,000km走行ごとに交換しましょう。
オイルが劣化すると、潤滑油の役目もあるため、バイクの性能が落ちパーツの消耗が早くなります。

電送関係

バッテリーも交換が必要です。
バッテリーが劣化してくれると、ライトが暗くなる、セルの回りが悪くなります。
だいたいの交換目安は、2年~3年に1回の交換が必要です。

メンテナンスがよければ、5年ほど持ちます。
長時間乗らない場合は、バッテリーを外しておくと長持ちするためオススメです。
ヘッドライトやビューズにバルブも交換が必要ですが、目安がないので切れたら交換しましょう。

足まわりやエンジンパーツ

足回りで交換が必要なパーツは多くあります。
プレーキバッドは、乗り方によって消耗が異なるので、目視で確認しブレーキパッドの残量が5mmまで減っていると、交換になります。

ほか、ブレーキホースは4年ごと、チェーンは10,000km~20,000km走行ごと、ブレーキディスクは30,000km走行ごとに交換をオススメします。
エンジン回りにも、交換が必要な部分は多く、スパークプラグ・エアークリーナーは5,000km走行ごと、オイルフィルターは、オイル交換2回に1回、クラッチは20,000走行ごとに交換が必要です。
また、キャプレターやガスケットなど、調子が悪くなった場合は、すぐに交換しましょう。

パーツの交換時期をしっかり把握しておこう

車を持っている方には、聞き覚えのあるパーツが多かったと思います。
交換時期は目安として考えてください。
バイクの調子が悪くなったと感じれば、交換するのが安全です。

バイクに乗る前に、日常メンテナンスをする習慣を作り、バイクの状態を確認しましょう。
調子が悪いのかわからない場合は、販売店に相談してみるといいですよ。
近いうちに車検の場合は、整備のプロにより各種交換が必要な場所を確認してくれます。

自分で交換したい場合は、事前に伝えておきましょう。
場所によっては、整備しないと車検が通らないこともありますので、そういう場合はスムーズに進めてもらうため交換してもらい、車検を進めるようにしてください。

ヘルメットの寿命を知っておこう

0

Posted by | Posted in バイク豆知識 | Posted on 20-12-2021

ヘルメットの耐用年数

ヘルメットの推奨交換時期は3年とされていますが、ヘルメットの安全性を保障する、SGマークの基準にあわせています。
しかし、同じ日本製のヘルメットが、海外で販売時、推奨交換時期が5年~7年になっています。
なぜっと疑問が残りますね、これは判断基準が異なっているためになり、実際のヘルメットの寿命は5年~7年と考えていいでしょう。

ヘルメットの構造は、シェル内部の発泡スチロールと衝撃吸収材ライナーで作られています。
ライナーがつぶれることによって、頭への衝撃を和らげてくれます。
しかし、ライナーには性質上、時間が経つと弾力が低下していき、頭部への衝撃吸収ができなくなっていきます。
よって、ライナーの劣化時期がヘルメットの寿命です。

激しく打ち付けたら使用禁止

見た目に変化がないので、交換は勿体ない、ボロボロになるまで交換しない方も中にはおりますが、ライナーがつぶれていてはヘルメットの意味がないので、どこかで買い替える踏ん切りを付けましょう。
また、買ったばかりの新品であっても、一度でも事故や激しい転倒でヘルメットを打ち付けてしまったら、そのヘルメットは役目を全うしましたので、交換してください。
衝撃を受けることによって、ライナーがつぶれた状態になります。
しっかり頭を守ってくれたということです。

なお、激しい衝撃を受けるとライナーはつぶれますが、ちょっとした落下ぐらいでは問題ありません。
なにかの拍子で落としてしまうのは、日常ではよくあることです。
ある程度、地面に落下しても大丈夫なように作られていますので、安心して使ってください。

ヘルメットを椅子変わりにしない

ヘルメットの上に座るのは禁止です。
ライナーがつぶれてしまう可能性があります。
椅子変わりにしていると、万が一の事故のときに頭を守ってもらえないリスクがありますよ。

ヘルメットは直射日光に弱いので、日光が当たる場所に置いておくと寿命が縮んでしまいます。
日の当たらない風通しのよい場所に、置くようにしましょう。
保管場所の工夫と、こまめなお手入れをすることで、ヘルメットの寿命は延びますよ。

ヘルメットは消耗品だということを忘れないようにしよう

ヘルメットはお気に入りのデザインを買われる方は多いでしょう。
5年も使っていると愛着が湧き、もっと使いたくなるかもしれませんが、そのヘルメットは部屋に飾るオブジェクトにして、新しいヘルメットを探しませんか。
ヘルメットは寿命のある消耗品です。
頭を守る、大事な役割がありますので、5年~7年で交換をオススメします。

気に入ったデザインが見つからない、今使っているヘルメットをもっと使いたい場合は、メーカーへ相談してみるといいですよ。
場合によっては、中のライナー交換など対応してくれるかもしれません。