定期的なタイヤ交換は事故防止につながる

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Posted by | Posted in バイク豆知識 | Posted on 20-01-2021

タイヤの交換時期を考慮する

車にしてもバイクにしても消耗品であるタイヤを使っている以上、先々には交換が必要であるのはいうまでもありません。
問題となるのはタイヤの交換時期に差し掛かっているかどうかです。
スリップサイン、ヒビ、使用年数などの交換時期であるかを判断できる目安の項目があります。

タイヤの交換時期を考慮すれば事故に遭うことも少なくなります。
しっかりタイヤの交換時期を考慮して適切な対応をしていきましょう。

溝が2mm~3mmになったときに要注意

タイヤの溝は最初7〜8mmの溝が掘られており、徐々にすり減っていき1.6mm以下になるとタイヤのスリップサインが出るのが特徴です。
溝が2mm~3mmになったときに要注意で、溝がすり減っている証となります。

すぐにタイヤがパンクするとは限らないものの、できるだけ早めに交換をした方がよいでしょう。
バイクショップのみならず、ガソリンスタンドでも溝がどの程度になっているかを計ってもらうことができます。

タイヤのヒビにも要注意

空気圧不足や道路の熱及び紫外線による劣化など、タイヤのヒビが入る理由は多岐にわたっています。
問題となるのはどういった理由であってもタイヤにヒビが入ったときには、ゴムの劣化によってひび割れも発生しやすくなることです。

何が原因でヒビが入っているのかを明確にし、そしてその発生要因を減らすことによってタイヤの寿命も伸ばすことができます。
さらにタイヤが1mm摩擦すると5,000kmを走行したのが目安となります。
走行距離から考えて今現在のタイヤの状態を考えることも大切です。

タイヤの寿命は3~4年

タイやの寿命は3~4年であることは覚えておかないといけません。
どれぐらいの距離を走行するかによって上下こそあるものの、適切な環境で保管していたとしても自然と劣化してしまうのが事実です。
ひび割れ劣化剤はどのタイヤにも入っているものの、年数が経過することでどんどんタイヤのゴムが硬化し、そして劣化につながっていきます。

見た目だけで判断しないのが肝心

タイヤは一目見て交換が必要であるか分からない場合も少なくありません。
車であってもバイクであっても重要なパーツであるからこそ、見た目だけで判断するのは危険です。
事故を起こしてしまう可能性が高まるからこそ、未然に防ぐために早めにタイヤを交換した方がよいでしょう。

見た目上には何も問題がないタイヤであっても、油分が抜けて硬化していることも少なくありません。
何かひとつでもタイヤの交換が必要な条件を満たしているのなら、いち早く対応した方がよいでしょう。
大切な車やバイクを長期的に乗っていくためにも、タイヤの交換を甘く考えるべきではありません。

メットインにカギを閉じ込めた場合の対処法

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Posted by | Posted in バイク豆知識 | Posted on 20-12-2020

バイクのカギをメットインしてしまうことは少なくない

バイクのカギを荷物に入れたままメットインの中に入れてしまい、頭を悩ませた経験のある方も少なくないはずです。
当然ながらカギを取り出すことができず、予備のカギを携帯していないと大問題にもつながりかねません。
ひとつ頭に入れておくべきは自分で取り出す方法についてです。

そのうえでバイク屋、JAF、鍵屋などに依頼することを視野に入れた方がよいでしょう。
あくまでも自分で取り出すことができるのが最もスムーズで経済的な負担も少ないものです。
どういった方法があるのかを見ていきましょう。

シートの横から手を入れてカギを取り出す

バイクのカギをメットインしてしまった場合、自分で取り出すシンプルな方法がひとつあります。
この方法となるのはバイクのシート横から手を入れるものです。
カバーを持ち上げるにあたって車体も浮き上がってしまうため、大人2人で作業するのが望ましいです。

注意点となるのはシートが破損してしまう可能性があることです。
シンプルな方法ではあるものの、シートの破損のリスクが伴うことを考慮しての選択をしましょう。
余計に高額な費用がかかってしまう可能性もあるため、万全を期すのなら専門業者に依頼をしてカギを取り出すのがよいでしょう。

多岐にわたる専門業者から選択

自分でバイクを取り出すのが難しいと判断した場合、バイク屋、JAF、鍵屋といった専門業者に依頼をすることになるでしょう。
バイク屋の場合はその場で対応してくれる場合もあれば、後日対応の場合もあります。
事前に即日対応であるかを聞いておくのが肝心です。

JAFの会員に入っているのであれば、メットイン開錠は無料で対応してもらえるのが嬉しい要素です。
土日祝日に関してはすぐに対応してもらえない場合もないわけではありません。

鍵屋の場合は鍵開けのみならず、その場で予備のカギを作ることも可能です。
出張料や見積もり料、さらにキャンセル料が発生することも視野に入れた方がよいでしょう。

専門業者によって時間も料金も異なる

バイク屋、JAF、鍵屋といった専門業者に依頼すれば、カギをメットインしてしまった場合においても対応は可能です。
しかし専門業者によってかかる時間も料金も異なるのが注意点で、事前に確認をしたうえでどの専門業者を選ぶのかを考えるのが望ましいです。

特に出張料や見積もり料が無料であるかは確認しておいた方がよいでしょう。
どの専門業者に依頼すべきかについては、人それぞれ正解は異なるものです。
自分でカギを取り出すことができるかどうかを判断したうえで、どの専門業者に依頼するかを考えての選択をしていきましょう。
焦ることなく冷静に対処することが何より肝心となります。

バイクへのあおり運転が多発している原因

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Posted by | Posted in バイク豆知識 | Posted on 18-11-2020

バイクへのあおり運転の原因は社会的背景がある

車のあおり運転に関しては社会問題として知られており、バイクへのあおり運転も少なくありません。
大きな問題となっている正体を隠して行動ができる匿名性と万能感があるためです。
バイクの場合は車と比べると小さいからこそ、余計にあおり運転の被害に遭うことも多くなってしまいます。

急な割込みや危ない運転に関しては恐怖とストレスになるのはいうまでもありません。
運転中にイライラするのは何もプラスに作用しないからこそ、どういった対処をしないといけないのかを知るのが肝心となります。
怒りに任せて相手を煽るのが最もしてはいけないことになります。

バイク用ドライブレコーダーを取り付ける

バイクへのあおり運転の対処法のひとつとなるのが、バイク用ドライブレコーダーを取り付けることです。
車よりも転倒をして大きな怪我を負ってしまうリスクはあります。
あおり運転が原因となってしまうこともあるからこそ、走行軌跡も録画データに残るバイク用ドライブレコーダーは安心感を生むものです。

もしもの場合においてもバイク用ドライブレコーダーがあれば、あおり運転や事故のアクシデントにもその後の対応がしやすくなるものです。
ツーリングの楽しさアップの要素となるため、バイク用ドライブレコーダーを取り付けることを視野に入れた方がよいでしょう。

相手の好戦性を奪うことに専念する

バイクへのあおり運転の被害を少なくするためには、いかに相手の好戦性を奪うかを注目しないといけません。
バイク用ドライブレコーダーを取り付けるのはその一環です。
もしも危害を加えようとする相手がいた場合に、バイク用ドライブレコーダーを取り付けているといった旨を伝えることによって好戦性を奪うことにつながります。

運転上のマナーを守るとともに、こちらから挑発しないことを大前提としないといけません。
取り合わないための自衛策をしっかり持ち合わせるかが重要となります。

助けを求めて客観的証拠を残すことに専念

バイクへのあおり運転の被害に遭いそうになった場合、まず助けを求めて客観的証拠を残すことを念頭におくべきです。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどに助けを求め、決して一人で対応しないようにしましょう。
防犯カメラに包囲されている環境であるかに注目した方がよいでしょう。

自分一人で何とかしようとするのは根本的には間違っており、逃げることを恥と考えるべきではありません。
いち早く相手の視界から姿を消すのが最も効果的な手段であり、そして通報するようにしましょう。
スマホで動画を撮影したり、緊急通報をしたりと被害拡大を防ぐことにしっかり専念しましょう。

ながら運転の罰則化

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Posted by | Posted in バイク豆知識 | Posted on 17-10-2020

ながら運転が危険な理由

自動車の運転でも、携帯電話がほとんどの日本国民にとって当たり前のアイテムとなりましたが、運転中に携帯電話を使うことは道路交通法により禁止されており、見つかると罰金にもなります。

このような法律が制定され、近年さらに罰金や減点などが強化された背景には、携帯電話を使う機会が多くなり、事故の報告が多くなったことが背景にあります。
つい、友人から連絡が来てしまうと、そのまま無視できないでSNSの連絡や電話を取ってしまうという方も少なくないため、それが事故原因になっていることが危険な行為として厳しく取り締まられています。

ながら運転の実際の罰則

ながら運転は一般的に携帯電話を運転中に使っていることが巡回中の警察官に見つかったとき、罰則を受ける規定になっています。

罰則の規定は、二輪車で1万5千円、原付で1万2千円で減点点数は3点となっています。法改正される前は、減点点数は1点で罰金も現在の半額程度でした。

このように法改正がされた背景にはそれだけ、ながら運転が原因で事故になっていることが多いことが背景にあります。

ながら運転を防ぐための習慣

ながら運転を防ぐためには、運転中は携帯電話はドライブモードにするか、完全に電源を切っておく、などの対策を講じるようにするとよいでしょう。

どうしても携帯電話の電源が入っていると、気になってしまい、つい電話を取ってしまうということにつながってしまうからです。

そのようなことがないようにするためには、電源を完全にオフにしておけば気にしないで運転に集中することができるので、罰金などの対象に該当することもありません。
警察などの行政機関でも運転中の携帯電話の対応はながら運転にならないようにハンズフリーを使うか、完全にシャットアウトできるようにするよう、指導をしています。

脇道に停車してから折り返す習慣

ながら運転になりやすい人の傾向として、電話が入ってしまうとすぐに電話を折り返すという意識が身についてしまっている場合です。
バイクや原付自動車を運転中は電話を取らない、という習慣を徹底する意味でも電話で連絡が来た時点で脇道の安全地帯に停車してから電話を取る習慣を身につけるとよいでしょう。

このときに、周囲の安全をよく確認してから停車をするようにしてください。
急ぎの連絡だからといって無理に脇道に割り込んで停車しようとすると予想外の事故につながる危険があります。

より厳しいながら運転の罰則

ながら運転で携帯電話で電話をしていると罰金を取られることを知っている方は少なくありませんが、ほかにもゲームをしていたり、携帯を操作していたりして危険運転しても罰金の対象になることがあります。

具体的には、運転中の交通の危険に該当する交通の危険は罰金も30万円以下で、減点も6点と引き上げられ、一回で免停になってしまうので、注意してください。

ライダーが行うべきコロナ対策

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Posted by | Posted in バイク豆知識 | Posted on 16-09-2020

バイク乗りの新型コロナウイルス対策

今なお広がり続ける新型コロナウイルスはまだ終息の時期は見えていません。
バイク乗りはいかに置かれた環境や状況に応じて新型コロナウィルスに感染しないようにするかが肝心です。
外出を控えることが最大の予防策ではあるものの、それでもバイクに乗りたいのもバイク乗りの心境でしょう。

新型コロナウイルスに感染せず、さらにバイクを乗って楽しむためにはいくつかのポイントがあります。
どういった点に気を付けていくべきかについてしっかり学んでいきましょう。

ソロツーリングの徹底が肝心

複数人のツーリングは新型コロナウイルスに感染するリスクが高まるのはいうまでもありません。
口に含んだ飛沫を吸引する可能性や間のくしゃみによっての感染リスクもあります。
複数人のツーリングではなく、ソロツーリングを心がけるのが基本となります。

新型コロナウイルスは人との接触が最も感染リスクが高まり、ソロツーリングであるのなら感染リスクは低くなります。

ハードなライティングはNG

オフロード走行やモトクロス競技を楽しむバイク乗りも少なくないものの、怪我をしての免疫力の低下や疲労によっての免疫力の低下が懸念されます。
適度な運動であるのなら免疫力の維持にはなるものの、新型コロナウイルスに感染リスクが高まるハードな運動なできるだけしない方がよいでしょう。

事故や怪我をしてしまうことによって免疫力が低下し、そして新型コロナウイルスに感染してしまっては元も子もないといえるでしょう。
医療機関にさらに負担を強いてしまうことも加味し、できるだけ事故や怪我をしないバイクの運転をしていくべきです。

寄り道をせずにツーリングを楽しむ

ツーリングの醍醐味は寄り道をすることにあります。
コンビニエンスストアや飲食店などに立ち寄って楽しむのが基本であるものの、携帯食や弁当を自宅から持っていくようにしましょう。
トイレばかりは寄らざるを得ないものの、ソーシャルディスタンスを意識しないといけません。

オープンテラスの店舗ならリスクは低いと思っている方もいるものの、油断大敵です。
バイクショップへの出入りも避けた方がよいでしょう。
お世話になっているバイクショップに新型コロナウイルスを持ち込むことになる可能性もないわけではありません。

インターネットショップや電話注文で部品を購入する方法もないわけではありません。
寄り道をすることはツーリングにおける醍醐味のひとつであっても、新型コロナウイルスが猛威を振るう今、軽率な行動は慎んだ方がよいでしょう。

タンデムをしないとバイクは感染リスクこそ低いものの、絶対に感染しないというわけではありません。
特に人との接触が予想される寄り道には危険がつきものであることを覚えておいた方がよいでしょう。

ヘルメットの選び方

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Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 22-08-2019

ライダーの必需品ヘルメット選び

免許を取ってバイクに乗る際の必需品はヘルメットで、事故から頭部を守る重要な用品です。
バイクは身体がむき出しで速いスピードで走行するため、チョットした接触事故でも体が放り出されるため頭部を守らないと命の危険があるのです。
このように重要なモノだけにバイク用品店にはさまざまなタイプや規格、カラーが所狭しと並べられており、どれを選べばよいのか迷ってしまいます。

最適なヘルメットを選ぶ際のポイントは、頭のサイズに合致するのは大前提で、次はバイクの排気量やロードかオフロードかなどタイプに合う形状を選択する事です。
間違った選び方をすればいざというときに、命を守ってくれない事態が生じます。
キチンとした認識を持ち、間違いのない最適なパートナーを見付けましょう。

形状によるヘルメットのタイプ

1.フルフェイスタイプ
メリットとしては、顔全体を守ってくれるため安全性に優れる、メーカーによりレースで培った技術が投入、高規格モデルのラインナップが多いという事が挙げられます。
デメリットとしては、顔全体が覆われ開放感がない、比較的重い、通気性に劣ることでしょう。

2.システムタイプ
メリットとしては、眼鏡を装着したまま使えるモデルが用意される、フルフェイスと同等の防風効果があることが挙げられます。
デメリットとしては、構造上外観が大きくなる、パーツ点数が多く重い、アゴ部分の保護性能に弱点があることです。

3.ジェットタイプ
メリットとしては、比較的安全性が高い、バリエーションが豊富、顔の部分が開いており開放感があることです。
デメリットとしては、顔部分が開いており受傷のリスクがある、コースで使用不可のケースがあることが挙げられます。

安全規格によるヘルメットのタイプ

1.SG規格
安全基準の目安となるマークで、125cc以下の小型用と自動二輪車用に分けられており、二輪車用ヘルメットの使用基準を満たし認定された事をあらわします。

2.JIS規格
日本工業規格で設定されるセーフティレベルを満たしている事をあらわす証明書で、落下試験等に合格した事の証明です。
こちらの規格も125cc以下の小型用と自動二輪車用に分けて基準が設けられます。

3.SG規格
スネル財団というアメリカに本部を置く団体が定めるレベルの高いセーフティ規格で、5年おきに内容が見直され、世界最高レベルの安全基準として評価されています。

ポイントを押さえたヘルメット選び

使用目的に合った形と規格のヘルメットが分かれば、次は実際にヘルメットを選んでみましょう。
最適な形状とサイズ、規格はヘルメットを選ぶ際の最も重要なポイントなので、色やデザインよりはるかにウエイトを重くします。

最大の役割は、万が一の事故から頭部つまり命を守ることにある事を忘れてはいけません。
実際にバイク事故の死亡者の約5割の方は頭部損傷で亡くなっているのです。
そのポイントを押さえたうえで、あなたに合う最適なパートナーになってくれるヘルメットを見付けましょう。

押さえておきたいヘッドライト合図の意味

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Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 30-07-2019

さまざまな意思を相手に伝えるパッシング

パッシングとは、ヘッドライトを使って相手にサインを送る事を指します。
昼間であれば点灯させていないヘッドライトを点灯させて、夜間であればロービームのヘッドライトを一瞬ハイビームにすることで意思を伝えるのです。

この行為は法令で決まっているものではありませんが、慣習的に行われているものです。
ここではよく行われているパッシングについて紹介します。

「お先にどうぞ」と道を譲る合図

パッシングが最も活用されるシーンは、動作を待っている相手のクルマに「お先にどうぞ」と道を譲るときです。
例えば右折専用レーンが設けられない交差点では、先頭で右折を待つクルマが後続の渋滞の原因であることが多く見られます。
そんな場合、当方の車線がノロノロ走行であれば、対向車にパッシングをして、先頭車両を右折させることが渋滞解消に極めて役立つのです。

同様に、道沿いの駐車場から道路に出ようと停止しているクルマにも有効とされます。
なかなかクルマの流れが途切れないため、困っているクルマに対して有効ですが、気を付けなくてはいけないのは、自分の車線の後続車が急停車しなくてよいようにしなくてはいけない点です。

夜間走行中にライトが点灯していない事への注意喚起

夜間走行中にヘッドライトを点灯し忘れているクルマに対して、「点灯し忘れていますよ」と注意を喚起する意味で使います。
近年の乗用車は自発光メーターが使われているケースが多く、明るい市街地の道路を走行する場合に、自分のクルマのヘッドライトの点灯を失念したまま、無灯火で走行しても気が付いていないケースがあるのです。

夜間にライトをつけ忘れて走行すると周りのクルマに気づかれにくく、事故のリスクが高まります。
ぜひパッシングを活用して注意を喚起してあげましょう。

対向車がハイビームのまま走行している事の注意喚起

夜間走行中、対向車がハイビームのままで走行している場合、対向車線を走るクルマのドライバーにとって危険ですので、パッシングを活用して注意を喚起します。
ドライバーがハイビームを直視した場合、一瞬目がくらみ周囲が見えなくなって事故のリスクが高まるのです。
ハイビームで走行しているドライバー自身は気づいていない場合が多く、伝えてあげる必要があります。

もっと早く走れ・あるいは道を譲れという威嚇

威嚇するような使われ方は、高速道路走行中に見受けられます。
追い越し車線を走行中に後続車がすぐ後ろに迫ってきて、「もっとスピードを出せ」あるいは「道を譲れ」という意味で使われます。
こんなパッシングをするドライバーは運転が乱暴で大変危険なので、追い越し車線を走行するのは止めて、ウィンカーを出して車線を変更し、先に行かせるようにしましょう。

自動車事故と比較。バイク事故の高い致死率

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Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 26-08-2018

重大事故につながりやすいバイクの事故

バイクは自動車と比べると、かなり気軽に走行できますし、燃費も良いというメリットがあります。
また、バイクならではの爽快感はバイク乗りにとっては他で味わえないものです。
しかし、自由をもたらすバイクのメリットは、一度事故に遭ってしまうと、自動車よりも大きなダメージを与えることが多いというデメリットに変わってしまいます。

実際に、自動車に比べてバイクの事故は、重大事故につながりやすいというデータがあります。
事故によって死傷した数のうち、死亡してしまった率は、自動車の場合は0.30であるのに対して、二輪の場合はなんと1.33にもなります。
つまり、自動車よりも4倍以上事故によって死亡する確率が高くなるということです。

大型バイクの方が致死率は高くなる傾向が強く見られる

バイクの中でも、特に大型バイクの方が致死率が高くなる傾向が見られます。
先ほどの死傷者のうちどのくらいの割合で死者が出ているかというデータで見ると、原付は0.6という割合です。
2輪の1.33と見ると、半分以下の数字ですので、小さいバイクほど致死率が低いということが分かります。

この原因は様々なものがありますが、やはり、大型バイクに乗るとスピードを出してしまうために、事故になると大きなダメージを受けやすくなるということがあります。
そのため、特に高速走行をする際、長距離のツーリングをする際には、安全をしっかりと意識して運転することが求められるのです。
また、自動車との接触事故も多いという傾向がありますので、常に自動車はバイクの存在を確認しづらいということや、バイク側と自動車側の視点は異なるということを意識して運転することが大事です。

経験を積んでも安全への意識を忘れない

バイクによる事故は、自動車と同じで初心者や若い人の割合が多いのですが、長年バイクに乗っている人でも死亡事故を起こすケースが絶えません。
そのため、どんなにバイクに乗っている年数が長いと言っても、決して安全に対する意識を忘れないようにしましょう。
特に、高速道路での走行や雨の日の走行などは、一瞬のミスや判断の差によって大きな事故につながることが多いので、緊張感を忘れないようにすることが大事です。

また、長距離のツーリングを実施する際には、疲労感によって普段のような俊敏な操作ができなくなったり、集中力が落ちてしまったりしますので、余裕のあるプランを立てて無理のない走行をすることをこころがけましょう。
プロテクターの完全装備などの、装備面での配慮も忘れないようにしましょう。
走行に出る前には、こうしたことを事前にきっちりと確認して、安全な運転を徹底できるようにすることで、よりバイクの楽しみを味わえます。

バイクを安全に駐輪・停止させる正しいギアの入れ方

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Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 20-07-2018

1速に入れて駐輪させることでしっかりと安定する

バイクは自動車と違って安定性の面で不確実なところがありますので、駐輪もしくは停止する時にも注意を払う必要があります。
自分で駐輪した時には良くても、強めの風が吹いてきた時や、誰かが触った時にそのショックで転倒してしまうこともあるからです。

安定した状態で駐輪させるために注意したいのは、ギアを1速に入れて停めるということです。
ギアを入れておくことでタイヤがロックされますので、前後に動くことがなくなって安定します。
たとえ誰が触っても動くことがないため、転倒のリスクを減らせるのがメリットです。

この習慣をつけておくと、坂道や傾斜があるところに停める時にも安定しますので、より安心して駐輪できるようになります。
もちろん、エンジンをかけるときには、必ずニュートラルに戻す、もしくはクラッチを入れた状態でスタートする必要があります。

スタンドを立てる場所を選ぶ

バイクと駐輪する際に注意すべき点として、サイドスタンドの立てる場所もあります。
サイドスタンドは一本のスタンドですので、バイクの重量のかなりの部分が一つのポイントに集まります。
そのため、たとえアスファルト舗装されているところでも、熱などによって柔らかくなっているところや、道路の端のもろくなっているところに立てると、アスファルトがへこんでしまうことがあります。

また、濡れていてすべりやすくなっているところ、草地などの柔らかいところに立てると、滑ったり沈んだりしてバイクの状態が不安定になってしまいます。
それで、硬くてしっかりとしたところにサイドスタンドを立てるように、地面の状況をチェックするようにしましょう。
センタースタンドがあるバイクの場合は、平らなところを選んでできるだけセンタースタンドを使うことによって、より安定した状態で駐輪することができます。

タイヤを路肩の段差や縁石にかける

より安定した状態で駐輪、もしくは駐車するためには、タイヤを路肩の段差や縁石にぶつけた状態で置いておくことができます。
こうすることで、車重が分散されますし、少なくてもその方向にはバイクが動かなくなりますので、より確実です。
ギアを1速に入れた状態にすることと、このタイヤを段差にかけるようにして置くという方法で、かなり安定した駐輪ができます。

1速に入ったギアは、クラッチを入れなくても、タイヤを少し前後に動かすようにしてギアチェンジをすると簡単にニュートラルになります。
エンジンをかける前に、このようにしてニュートラルにしておくのも便利です。
運転中の動作だけでなく、こうした駐輪、停車の際の便利な方法を覚えておくと良いでしょう。

スピードが出る程視界が狭まる

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Posted by SLbik7uK | Posted in バイク豆知識 | Posted on 29-06-2018

視界が半分以上に狭まることもあるので集中力が求められる

人間の目は、最大でおよそ200度の範囲を見渡すことができるとされています。
一方、草食動物などは目が脇に付いているということもあって、360度近い範囲の視野を持っています。

では草食動物の方が優れているかというとそうではなく、広い範囲を見渡せる分、物の立体感があまりないことが知られています。
人間の目は視野が狭い分、より立体感のある視界を得られますし、正確に物体までの距離を測ることができます。

しかし、その能力もバイクや自動車を運転すると限定されていき、視野がどんどん狭くなっていくという傾向を持っています。
時速40キロ程度で、多くの人の視野は半分くらいになるとされていて、サイドの様子があまり見られなくなってしまうのです。
これは、前方の状況に集中することによって、脇の様子を把握することができなくなっていくためです。

顔を動かしたりミラーを活用したりして情報を集める

スピードが出る程、人間の視界は狭まる傾向にありますが、普段と変わらない感覚にいるとそのことに気づかず、サイドや後ろにいるバイクや車の動きに目がいかないこともあります。
そのため、思わぬ事故を招いてしまうこともありますので、スピードが出ている時には、視野が狭くなっているということを意識して、周りの情報を能動的に取ることが求められます。

高速走行をしている時には、たまに顔を左右に動かしてしっかりと横の情報を確認するようにしましょう。
また、車線変更をするなどの局面でなくても、常にバックミラーを見て後ろの様子をチェックすることも大事です。
こうして意識的に周りの様子を見ることによって、複合的な情報を把握して安全運転を持続することができます。

リラックスして運転することもポイント

スピードが出る程視界が狭まっていくのは避けられないことですが、プロのドライバーなどはある程度スピードが出ていても、視野を広く確保することができるとされています。
訓練や本人の素質ということもありますが、運転に慣れていてリラックスした状態で走っているということも一つの理由です。
前方のことだけに集中してしまって、過度の緊張状態にあると余計視野が狭まりますので、リラックスするというのはとても重要です。

もちろん、しっかりと集中して運転するというのは大事なことですが、いろいろなことに気を取られて過度の緊張状態にならないように気を付けることも欠かせません。
運転前にきちんと道路状況や目的地までのルートなどを頭に入れておき、走行中は運転だけに集中できるようにすることも大事です。
特に高速走行の際には、無理のない状況で走るようにして、思わぬアクシデントに巻き込まれないようにしたいものです。